大島快進撃、初の決勝へ センバツ出場「当確」 エースに代わり主将好投 九州高校野球

② 2回途中からマウンドに上がり、有田工業打線を1点に抑えた大島主将の武田。8回を守り切りガッツポーズ=11日、鹿児島市の平和リース球場
第149回九州地区高校野球大会は11日、鹿児島市の平和リース球場で準決勝があり、大島(鹿児島1位)が有田工業(佐賀2位)を11―7で下し、初の決勝進出を決めた。来春の選抜高校野球(通称・センバツ、阪神甲子園球場で3月開催)の出場校を決める重要な参考大会での2強入り。センバツの九州代表枠は「4」で、大島は「21世紀枠」で挑んだ2014年に続き、2回目のセンバツ出場が決定的となった。大島は12日、決勝で九州国際大付属(福岡1位)と対戦する。
大島は序盤、有田工業に5点のリードを許すが、四回以降毎回得点で点差を詰め、六回には5安打を集中し大量得点を奪って逆転に成功。八回にも2点を追加して勝負を決めた。

6回2死1、3塁で同点タイムリーを放つ大島の西田
準々決勝までの3試合を計467球で完投したエース大野稼頭央は、1週間500球の球数制限を考慮し準決勝は登板しなかったが、二回途中からマウンドに上がった主将の武田涼雅が相手打線を1点に抑える好投を見せ、バックも好守で援護した。
時折強い雨が降り、試合が途中で中断する悪天候の中、この日もスタンドには保護者をはじめ、県本土在住の奄美出身者らが詰め掛け、熱い応援で大島ナインを後押しした。
【主将武田、勝利呼び込む力投 8回を1失点、「たくさんの応援のおかげ」】

① 8回を投げ1失点と力投した大島の武田涼雅=11日、鹿児島市の平和リース球場
「大野が投げないと勝てないと思われるのも嫌だったんで」と二回途中から登板した主将の武田涼雅。高校では今春の地区大会で2イニング投げたのが最後で、鴨池のマウンドは中学以来というが、八回を1失点に抑える好投でチームに勝利を呼び込んだ。
130キロ未満のストレートとスライダーを主体に、コントロール重視で打たせて取るピッチングを心掛けた。「周囲から見て楽しそうであること、チームに流れを呼び込むことを意識した。自分も楽しめた」と笑顔を見せた。
初の決勝進出に「たくさんの方々の応援のおかげ」と感謝。「ここまで来たら優勝しかない。神宮大会にも行きたいので明日も全員で臨みたい」と意気込みを語った。
【今大会初出場の体岡、チーム勢いづける1打】

③ 4回、無死2、3塁で2点適時打を放つ大島の体岡=11日、鹿児島市の平和リース球場
準決勝で大島打線が12安打11得点と爆発した。内野手でスタメンの体岡大地(1年)は、今大会初出場。四回に巡ってきた大事な場面では2点タイムリーを放ち、チームを勢いづけた。
チャンスで打席に立ったのは四回、無死2、3塁から粘り強くライト前に打ち返した。「ちょっと詰まった当たりだったが、思い切りバットを振った。点差が開いてチームのムードが落ち込んでいたので打ててよかった」と振り返った。チームは続く五、六回と得点を重ねて逆転に成功した。
体岡は喜界島出身。試合前には島の友人らから「頑張れ」とスマートフォンにメッセージをもらった。「一緒に野球をやってきた友達や指導してくれた先生たちに感謝の気持ちを伝えるため、きょうの勝ちに満足せず、優勝を目指したい」と表情を引き締めた。
関連記事
地域の名産を目指して 「てまり家」のカレーせんべい
和歌山県田辺市上秋津の卸売業者「てまり家」(熊本幸夫社長)は、地域を盛り上げようと新土産「チンチーンカレーせんべい」の販売を始めた。 同社は梅の卸売りなどを手がけており、今回の商品は「お客さ...
むかわ竜実物化石を展示 4月穂別恐竜博物館開館
むかわ町穂別博物館は14日、4月25日のオープンに向けて建設中の町穂別恐竜博物館の恐竜館を報道陣に公開した。町内で発掘されたカムイサウルス・ジャポニクス(通称むかわ竜)の実物化石(全長8㍍)と全...
摩耶山「しぼりたて」「にごり酒」 温海16店で限定販売 新酒発表会〝左党〟集う
鶴岡市温海地域の越沢地区に湧き出る郷清水(ごうしみず)で栽培された「はえぬき」で仕込んだ摩耶山ブランドの新酒「しぼりたて」と「にごり酒」が出来上がった。20日から温海地域の酒店(16店舗)で限定販売...
みちびきの高精度測位で植栽省力化 幕別・大坂林業が内閣官房の「イチBiz..
内閣官房が主催する、地理空間情報を活用したビジネスアイデアコンテスト「イチBizアワード」で、大坂林業(幕別町、松村幹了代表)が2025年度の最優秀賞に選ばれた。同社は日本が運用する測位衛星「み...

