鮮やかステンドグラス168点 常盤中1年生が彫刻をデザインし制作【宇部】

生徒が丁寧に作ったステンドグラス(ときわレストハウスで)
宇部市のときわレストハウス2階が、常盤公園内の彫刻をデザインしたステンドグラスで彩られている。15点の彫刻を常盤中1年生168人が描いたもので、一人一人が違った視点で彫刻を見詰め、色付けをしている。 総合的な学習の時間の一環で、校区内にある彫刻について学び、愛着を持ってほしいと初めて実施。7月に行った彫刻清掃で生徒が汚れを落とした30点から、シンプルな線で描いた〝型〟を15種類制作した。白い「深夜バス」(作・中出武彦)を黄色く塗ったり、青色をメインに塗ったり、元の色にとらわれずカラフルに仕上げている。 「深夜バス」の型を作った稲田羽奈さんは「細部まで観察して描いた」と話し、谷原結希さんは「掃除やステンドグラス制作を通して、さらに彫刻が好きになった」と振り返った。林菜々子さんは「それぞれの個性が表れているので、ぜひ見てほしい」と来場を呼び掛けた。
作品は、来年1月5日まで飾られる。
関連記事
「南部観光の拠点に」 交流施設「三太郎の里」リニューアル 奄美市住用町
鹿児島県奄美市住用町摺勝の観光交流施設「三太郎の里」が17日、リニューアルオープンした。住用のタンカンをはじめとした農産加工品のほか、近隣町村の特産品や海産物も取り扱う直売所と食事スペースなど...
竹島水族館で「キモノでジャック」 蒲郡に県内外から85人
着物姿で集うイベント「キモノでジャック」が18日、蒲郡市竹島水族館で開かれた。県内外から85人が参加した。 イベントは着物という日本文化を見直す機会にしようと、2010年に京都で始まった...
今期製造の黒糖を寄贈 波照間製糖 波照間小中とすむづれの家へ
波照間製糖株式会社の金武清也常務取締役事業所長はこのほど、波照間小中学校(阿利正則校長、児童38人 生徒14人)と、小規模多機能型居宅事業所すむづれの家(浦仲浩一理事長)に、今期製造された黒糖(粒・...
平和と鎮魂の思い込め 宮沢さん「島唄」解説 悲惨な沖縄戦「伝えたくて」 ..
シンガーソングライターの宮沢和史さんによる講演「『島唄』と歩んだ33年…」が17日、マティダ市民劇場で開催された。同講演会は宮古毎日新聞の創刊70周年記念事業。宮沢さんは1992年に発表した代表曲「島唄...