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荘内日報社

庄内浜で捕れる魚の消費拡大目指し 料理人と若手漁師、加茂水産高生意見交換

 庄内浜の魅力を語る「庄内浜テロワールクロストーク」が9日、鶴岡市の加茂水産高校(安部康典校長、生徒77人)で行われた。鶴岡食のアンバサダーの料理人や若手の漁師たちが庄内浜で捕れる魚の消費拡大などについて意見交換した。

意見交換を終え「庄内浜テロワール」と掛け声を合わせる参加者

 海と日本プロジェクト「海と食の地域モデルin庄内浜実行委員会」(齋藤勝三会長)が、庄内浜をテーマに異業種間(漁師、流通、料理人、生徒)の交流を図ろうと初めて企画したもの。話し合いには鶴岡食のアンバサダーの齋藤翔太さん(庄内ざっこ)、木村英之さん(ベルナール鶴岡)、遠藤亮さん(鶴岡協立病院)、県漁協代表の菊地廉さん(念珠関支所支所長代理)、若手漁師代表の鈴木剛太さん(剛雄丸船長)と加茂水産高校の3年生合わせて約40人が参加した。

 庄内浜の現状と課題について参加者は「昔と比べてホッケは1日3000箱から今では10箱しか水揚げがなく、幻の魚になった」「庄内浜でも温暖化による魚種の変化がみられる」「漁師はただ魚を捕るだけでなく『神経締め』などの付加価値を付ける必要が高まってきた」「安定供給させるためにも生きた魚を一時的にストックする『蓄養』技術が必要不可欠」といった意見が出された。

 庄内浜の魅力と今後の活動については「海の資源を守りながら簡単に家庭でできる魚料理を伝えて消費拡大につなげたい」「庄内浜の海岸線の長さは全国38位と短いが、捕れる魚の種類は多い。もっと上手なPR方法と発信力が大切」と提案していた。

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