じゃらん北海道も宿泊満足度ランキングでホテル杉田が1位、「心から歓迎」の姿勢が高評価
苫小牧市表町の「くつろぎの湯苫小牧ホテル杉田」(佐藤聰代表)は、リクルート北海道じゃらん(札幌市)の宿泊満足度ランキング2021ホテル編で1位を獲得した。同社が発行する雑誌「北海道じゃらん」10月号に掲載された。同ホテルにとっては初めての快挙で、佐藤代表は「1位になれるとは夢にも思わなかった」と喜んでいる。

北海道じゃらんの宿泊満足度ランキング1位を獲得したホテル杉田の佐藤代表
北海道じゃらんによると、同ランキングは、リクルート(東京)が運営するインターネット予約サイトに寄せられたユーザーの口コミ評価を数値化。「総合評価」「部屋」「風呂」など7項目を100点満点に換算し、順位を付けた。
ホテル杉田の宿泊満足度は96・0点。特に「総合評価」「清潔感」の点数が高く、2位「ワイナリーホテル&コンドミニアム一花」(富良野市)の95・1点、3位「ホテルWBFフォーステイ札幌」94・8点を引き離した。佐藤代表は「コロナ禍で宿泊客が減少しても、『お客さまを心から歓迎する』という気持ちを全スタッフが持ち続けたことが、満足につながったのかと思う」と話す。
経営規模ではチェーン店に対抗できないが、スタッフ25人できめ細かいサービスを心掛けた。子ども用スリッパや「お子様ランチ」の提供、キッズルームの開設などファミリー層に喜ばれるサービスを積極的に導入。利用客からは「アットホームな雰囲気で小さな子どもがいても安心」「館内全体に清潔感がある」などの声が寄せられている。
ホテル杉田はこれまで、18年にランクインした92・1点の7位が最高だった。佐藤代表は「永遠に無理だと思っていた」1位を喜びながらも、今後は「1位を目指すより、顧客満足度の90点以上を維持したい」と意気込んでいる。
今回の対象宿泊施設は、口コミ件数15件以上かつ総合評価85点以上のホテル131軒、温泉宿82軒、その他14軒。集計期間は20年6月1日~21年5月31日。
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