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宇部日報社

大学生場JR駅に手作りの防災ポスター

作成した啓発ポスターを手に、災害に備えることの大切さを訴える粕谷代表(右)と芝池副代表(JR宮野駅で)

 全国各地で自然災害が頻発する中、地元の人たちに防災意識を高めてもらおうと、防災や減災を学ぶ県立大(山口市桜畠)の学生サークル「つながり大作戦」が、キャンパス近くのJR宮野駅に啓発ポスターを張り出している。粕谷姫奈子代表(20)は「日頃から災害に備えて家族や友人と話し合ってほしい」と呼び掛けている。  粕谷代表と芝池彩音副代表(20)が7日、縦27センチ、横38センチのポスター2枚を駅の待合所に掲示した。これから本格的な台風シーズンを迎えるため、台風接近前の備えや、避難時に必要な防災リュックの中身を取り上げた。  つながり大作戦には1~3年生17人が所属し、東日本大震災の風化防止に向けた活動や、宮野地域の防災教室にボランティアとして参加したり、防災に役立つ情報をツイッターで発信したりしている。コロナ禍で活動が縮小する中でも「自分たちにできることはないか」と考え、幅広い世代が利用する同駅に啓発ポスターを張り出すことにした。掲示は今回が2回目で、7月には地域の緊急避難場所を地図を用いて紹介し、早期避難の必要性を訴えた。  粕谷代表は、広島県呉市出身。3年前の西日本豪雨では災害ボランティアとして被災地入りした。その際、復興に向けて協力する周囲の姿を見て、地域で助け合うことの大切さと備えることの重要性を実感したという。  芝池副代表は、阪神・淡路大震災後に整備され、防災拠点の「人と防災未来センター」があるHAT神戸地区で小・中学校時代を過ごす中で意識を高めた。「災害と無縁の場所はない。身近に起こり得ることだという意識を持ってほしい」と注意を促している。  ポスターは2カ月に1回更新するほか、地域内の別の場所にも張り出す予定だという。

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