鶴岡中央高着付け教室 仕立てた浴衣に笑顔
鶴岡市の鶴岡中央高校で30日、「浴衣の着付け教室」が行われ、被服系の女子生徒が帯の結び方などを学んだ。
帯の結び方を教わる女子生徒たち
被服系の女子生徒が約1年間かけて手縫いで作った浴衣を着こなそうと毎年、鶴岡市本町一丁目の「着物の小いけ」の小池泰弘会長と着付けの資格を持つベテラン女性を指導者に招いている。
教室には3年生14人が参加。小池会長が「洋服は曲線に、着物は直線に裁断して縫い合わせるところに大きな違いがある。昔の人たちは古くなった生地を布団にしたり、のれんに作り替えて最後まで大切に扱った。着物の魅力と面白さを知ってもらえれば」とあいさつした。
生徒たちは、ベテランの女性指導者たちから美しく見せる裾と衿の合わせ方や帯の結び方を実地で教わった。
女子生徒は「これほど浴衣の着付けが難しいとは思わなかった。特に帯の結び方が複雑」「自分が作った浴衣を着て、機会があれば花火や夏祭りに出掛けてみたい」と笑顔で話していた。
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