天然リンクの秋宮スケートリンク 滑走へ準備
秋宮スケートリンクの今季利用に向けて作業をするシルバー人材センター会員
下諏訪町教育委員会は、諏訪大社下社秋宮近くに開設する「ふれあい広場秋宮スケートリンク」の今季利用に向け、準備を始めた。管理を任される岡谷下諏訪広域シルバー人材センターの会員が整備作業を進めており、来月中旬ごろには水を入れる予定。年明け1月5日からの滑走開始を目指す。
同リンクは諏訪地方でも数少なくなった天然リンク。1909(明治42)年に利用が始まり、かつて全国規模の各種大会が開かれた歴史を持つ。今でも毎年冬のシーズンには子どもたちや愛好者らがスケートを楽しむ。昨季の利用者は約3680人だった。
今季の準備は先週から始まり、27日はシルバー人材センターの会員10人ほどが出て、邪魔になる落ち葉をはき集めたり、リンク周りにある木製通路の補修をした。今後、土手の保護用シートの張り替えや水の取り入れ口の確認などを行い、水入れに備える。
会員は「この冬は雪が多いという予報もあるそうだけれど、リンク管理が難しくなる雪は少なく、しっかり氷が張る寒さが来てほしい」と冬らしい冬に期待していた。
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