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長野日報社

長野県下諏訪町の「御湖鶴」 IWC審査で「チャンピオン・サケ」

IWCのチャンピオン・サケに輝いた御湖鶴純米吟醸山恵錦を持ち喜ぶ竹内常務

 イギリスで行われた世界最大規模のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2021」の審査発表が6月30日(日本時間)にあり、諏訪御湖鶴酒造場(下諏訪町御田町)の「御湖鶴純米吟醸山恵錦」が、SAKE部門最高賞となる「チャンピオン・サケ」に選ばれた。

 IWCは世界で最も影響力を持つとされる品評会。今年の「SAKE部門」には純米酒や純米吟醸、純米大吟醸、本醸造酒など9カテゴリーに合わせて1499銘柄が出品された。

 御湖鶴純米吟醸山恵錦は純米吟醸の部に出品され、カテゴリー最高位となるトロフィーをすでに獲得。チャンピオン・サケは、9カテゴリーすべての出品銘柄の中の最高位となる賞で、御湖鶴が日本酒世界一の称号を手にした。

 御湖鶴純米吟醸山恵錦は、2017年に品種登録されたばかりの県の酒造好適米「山恵錦」を原料とする発売2年目の市販酒。諏訪地域の契約農家が栽培した酒米を使用し、膨らみのある味わいに仕上げたという。

 諏訪御湖鶴酒造場は、磐栄運送(福島県いわき市)が経営破綻した下諏訪町の酒造会社の土地建物を取得し、18年に設立。一時途絶えた日本酒ブランド「御湖鶴」を復活させ、世界に通用する日本酒造りを目指してきた。

 竹内重彦常務(49)は「当然喜びはあるが、本格的な酒造りに入ってわずか2年での受賞に驚きと戸惑いが強い」としつつ、「高く評価していただいたことはとても光栄。この受賞が酒米生産者や県内の酒蔵をもり立てるきっかけになれば」と話している。

 受賞酒は現在、品切れしており、次回の販売は8月の盆前後になるという。

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