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進路の悩みに助言 「人生の糧のちゃんぷる~!」

地元の中高生らに自身の経験を基に助言を送る現役大学生ら=29日午後、八重山教育事務所研修室

 石垣島出身で、国内外で活動する大学生と郡内中高生の交流イベント「Provisions Chanpuruu 人生の糧のちゃんぷる~!」(同実行委員会主催)が29日午後、八重山教育事務所研修室で初めて開かれた。  その一環で、石垣島出身の現役大学生と郡内中高生の交流イベント(同実行委員会主催)では、美容系や福祉教育系、調理系などをテーマに8グループに分かれ、交流・相談会も行われた。登壇者を含む大学生約10人が参加者の進路選択の悩みなどにそれぞれ助言を送った。  参加者らは、先輩を前に「具体的な将来の目標は決まっていないが英語に関わる仕事がしたい」「離島出身をマイナスに思う」、「県外に進学したいけどどこを選ぶか悩む」と心境を吐露。  大学生は自身の中高生時代を振り返り、「いまの時点で人生を決めろと言われても分からないはず。でも見つからないと言うだけでは変わらない」「興味のあるボランティアやイベントに参加してみたら、自分の考えてもいない道に進む可能性もある」、「好きなことを掛け合わせて考えると、英語と食べることで外資系の飲食店でバイトするなど選択肢が生まれる」などとアドバイス。  沖縄国際大学3年の新嵩用兵衛さん(22)は「島の外に出れば(離島出身は)覚えてもらいやすかったりとポジティブに受け止められる」などと話した。  来年4月から米国に進学する八重高3年の仲田はる菜さん(18)は「身近で海外にいる方々から話を聞けて、とても参考になった。留学に不安もあるが、先輩方の『楽しかった』という声を聞いて自分も楽しみたいと思った」と笑顔を見せた。

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