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長野日報社

雪中熟成の限定日本酒 中ア千畳敷で掘り出し

中央アルプス千畳敷に設けた雪室から特別酒を運び出す関係者

「中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ」を運行する中央アルプス観光(駒ケ根市)は23日、中ア千畳敷(2612メートル)の雪の中で熟成させたオリジナル純米大吟醸酒「滲―Shin―」を掘り出し、販売を始めた。

雪中熟成酒は2017年のロープウェー開業50周年を記念して商品化した。5年目を迎える今年も伊那市荒井の蔵元「宮島酒店」に醸造を依頼。同市横山産の酒米「美山錦」を使用した純米大吟醸酒500本を1月26日に、ホテル千畳敷脇に設けた雪室の中に埋め、3カ月間貯蔵した。

青空が広がったこの日は絶好の作業日和。中央アルプス観光と宮島酒店の社員らがシャベルで雪を取り除き、酒の入ったケースを手作業で運び出した。試飲した宮島酒店の宮島敏社長(59)は「少し甘口だが重くならず、甘みと酸味のバランスが取れたまろやかな酒に仕上がった」と納得の表情を浮かべていた。

500ミリリットル入りで価格は1本3000円(税込み)。ロープウエーのしらび平駅とホテル千畳敷の売店で販売するほか、中央アルプス観光のホームページを通じた通信販売にも応じる。問い合わせは同社(電話0265・83・3107)へ。

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