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遊佐の魅力再発見 移住家族 サケ稚魚放流

 遊佐町に移住してきた人たちが28日、同町直世(すぐせ)の小川でサケの稚魚を放流した。

 他県から移り住んでいる人や首都圏などからUターンしてきた人たちに、同町の魅力を再認識してもらうとともに、移住者たちがより交流を深めることを手伝おうと、NPO法人「いなか暮らし遊佐応援団」(平靖夫理事長)が2015年から続けている。

 この日は、県内で最もサケの遡上(そじょう)数が多い月光川水系滝淵川の升川鮭生産組合の人工ふ化場に、10家族15人が集まった。同組合の尾形修一郎組合長が、今季は過去2番目という約7万2000匹のサケを水揚げしたことや、卵から育てて約1300万匹もの稚魚を県内外に送っている施設の役割などを説明した。

 石川県金沢市から親子3人で移住し、「自然が豊富で四季がはっきりしている遊佐町が大好き」と話す祢津香奈さん(42)は、遊佐小1年の長男の新(あらた)君(7)と参加。平理事長の「4年間、5万キロの旅に送り出そう」という言葉を合図に、バケツに入れてもらった体長3センチ、1グラムほどの稚魚を、ふ化場そばの滝淵川支流に放流した。移住者仲間で蕨岡小2年の駒井克行君(8)は「無事に帰ってきてね」と優しく声を掛け、清流に泳ぎ出す稚魚を見守っていた。

遊佐町への移住者たちがサケの稚魚を放流した

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