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長野日報社

外国人に「和のおもてなし」 観光客接遇でWS

外国人観光客接遇のワークショップで笑顔を大切にしたあいさつを学ぶ参加者ら

 日本貿易振興機構長野貿易情報センター(ジェトロ長野)は12日、外国人観光客の接遇をテーマにしたワークショップを駒ケ根市駒ケ根高原の中央アルプス観光で開いた。市内の観光業や飲食業の関係者ら30人が参加。元日本航空客室乗務員で接客マナーやビジネスマナーの専門家渡瀬恵津子さんを講師に、異文化理解を踏まえた「和のおもてなし」への心構えを学んだ。

 政府や地方自治体が進めるインバウンド(海外誘客)事業や東京五輪などで外国人観光客の増加が予想される中、接客や接遇など受け入れ態勢を整える狙いで企画。海外展開を図る中堅・中小企業を総合的に支援するジェトロの「新輸出大国コンソーシアム事業」の一環で、同事業のワークショップとしては県内で初めて開催した。

 渡瀬さんは、接客マナーの基本5原則としてあいさつ、表情、身だしなみ、言葉遣い、態度を挙げ、特にあいさつと表情について「笑顔とアイコンタクトで歓迎している気持ちを伝えることが大切。少し大げさなくらいでいい」と第一印象の重要性を強調。外国人は日本らしい丁寧な接客を期待しているとし、「茶道の一期一会の心を大切におもてなしをしてほしい」と助言した。

 習慣や信念、価値観といった異文化についても「違いがあることを知り、尊重する姿勢が大切」と指摘。宗教や文化に基づく食べ物や行為などの禁忌事項などを説明し、「食事の説明などは、絵や図を活用すると分かりやすい」と話した。

 参加者らは4、5人ずつのグループに分かれ、互いに意見を交わしたり、あいさつや握手の仕方を実践するなどして理解を深めていた。

 市観光推進課によると、昨年度同市に宿泊した外国人観光客は7206人で、2012年度の1022人から7倍近くに増加。国籍別では中国が36%で最も多く、米国、台湾、韓国などと続いている。

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