
風に揺れ、涼しげな音色を響かせるガラスの風鈴=JR上諏訪駅
長野県諏訪市のJR上諏訪駅構内に13日、ガラスの風鈴約300個が飾られた。同駅の夏の風物詩として定着しており、駅職員や協力するSUWAガラスの里(同市豊田)のスタッフら約20人が取り付けた。天井からつるすと、吹き抜ける風に揺れて涼しげなハーモニーを奏でていた。8月31日まで飾る。
信州諏訪ガラスの里が毎年提供し、今年で22年目。竹を組んで作った縦横4メートル×2メートルの枠組みにアサガオ、ヒマワリ、金魚など夏らしさを感じさせる絵柄の風鈴を飾り付けた。大小のガラスが連なったデザインやガラス作家が作った有機的な曲線デザインが特徴の「アールヌーボー」様式の風鈴も見られた。駅利用者は涼しげな音色に誘われて天井を見上げ、風鈴が揺れる様子を楽しんでいた。
本藤滋保駅長(58)は「通勤、通学や観光などで当駅を利用する皆さんの気持ちを和ませてくれる優しい音」と話した。同社の岩波尚宏社長(48)は「信州の夏、諏訪に吹く爽やかな風を風鈴の音で感じてもらえれば」と語った。
関連記事
乗降客185万人過去最多 24年宮古空港 前年比べ13万人増加 旅行需要..
2024年に宮古空港を発着した旅客数(乗降客数)は前年(172万3786人)より約13万人増の185万7279人で過去最多となったことが12日、宮古空港管理事務所(市空港課、伊計盛之課長)のまとめで...
豊橋鬼祭 「からかい」で最高潮 安久美神戸神明社
国重要無形民俗文化財「豊橋鬼祭」の本祭が11日、豊橋市八町通3の安久美神戸神明社で営まれた。最大の見せ場「赤鬼と天狗(てんぐ)のからかい」があり、多くの人が見守った。 午後2時頃、境内を埋...
作中に登場しない「マケイン」聖地が話題 豊橋
豊橋市の「大清水まなび交流館ミナクル」が、東三河を舞台に高校生たちの青春を描いたアニメ「負けヒロインが多すぎる!(マケイン)」の聖地になっている。アニメ制作陣らの描いたヒロイン「八奈見杏菜」が、...
新城市設楽原歴史資料館が「日本刀コーナー」新設
新城市設楽原歴史資料館は、「日本刀コーナー」を新設した。刀、太刀、脇差しの計11振を展示している。 大きいものは刃渡り71・2㌢(2尺3寸5分)の太刀。小さいものは42・3㌢(1尺4寸7分)の...