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パラグライダー利用最多 浦幌・十勝太拠点の愛好会

 浦幌町昆布刈石にある十勝太パラグライダー基地を拠点に活動する十勝管内の愛好家などでつくる「パラグライディング十勝」(田代茂樹代表、会員35人)は、2019年度の利用者が777人で集計を開始した15年度以降で過去最多を記録した。今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で水を差された格好となっているが、同十勝では4月上旬から例年通り活動している。

パラグライダーで上空を舞う会員ら(19年10月撮影、パラグライディング十勝提供)

 同十勝は13年に発足。現在の会員は十勝、釧路両管内の愛好家が中心。4月から十勝太基地に会員らが集まりフライトを楽しんでいる。また、ライセンス取得のためのスクール、ライセンス取得者と一緒にフライトする観光体験なども行っている。町昆布刈石の海岸から約100メートルの高さの絶壁の上にあるパラグライダー基地から飛び立ち、上空から太平洋を一望できる。

 利用状況の推移は、15年度は620人、16年度は632人、17年度は618人、18年度は613人。過去最多となった19年度利用者の内訳は、道内491人(うち十勝・釧路管内289人)、道外284人、海外(香港)2人。同十勝によると、19年度は十勝管内が舞台のNHK連続テレビ小説「なつぞら」効果などもあって道外の利用者が伸びた。

 今年度は4月4日から活動を開始しているが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、例年は30人前後の予約があるゴールデンウイークのスクールや観光体験の予約は0件となっている。田代代表(54)は「パラグライダーは3密(密閉、密集、密接)を避けられるので、気晴らしにフライトを楽しんでみては」と話している。

 スクールや観光体験は事前に要予約。希望者は、同十勝の田代代表(090・3773・9138)へ。

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