リュウキュウアカショウビン飛来 美しいさえずり響かせる

美しい鳴き声を響かせるリュウキュウアカショウビン=11日午後、石垣島北部の山林
真っ赤な姿が印象的で八重山の夏鳥を代表するリュウキュウアカショウビンが4月に入り郡内各地で確認されるようになった。
リュウキュウアカショウビンは冬の間、フィリピンなど東南アジアで越冬。毎年、この時期になると繁殖のために八重山をはじめとする南西諸島各地に飛来する。
特に西表島は日本有数の繁殖地となっており、竹富町の「町の鳥」に指定されている。
GPSを使った最新の研究では宮古島のアカショウビンが1000㌔以上もの長距離を渡ることが分かっており、その飛行高度は最高で4000㍍にも達する。
大きなくちばしと短い足のずんぐりした体形からは想像しがたい壮大な渡りをへて石垣島へ到着したアカショウビンは「キョロロロロロー」と美しいさえずりをあたりに響かせ、初夏の到来を告げていた。
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