「歓喜の歌」高らかに 記念会館でHAPPY END2019【宇部】
一体感のあるステージを披露する市民合唱団や管弦楽団(記念会館で)
「第九『歓喜の歌』でHAPPY END2019」は15日、宇部市の記念会館であり、137人の市民合唱団と宇部市民オーケストラを中心にした管弦楽団54人の音色が、ホールいっぱいに響きわたった。第九「歓喜の歌」宇部実行委員会(松本尚也委員長)、市主催。 2007年の初演以来、年末の風物詩として定着。13回目の今年は、高校生から80歳代まで合唱団に加わり、9月から計10回の練習を経て、この日を迎えた。 指揮は田邉賀一さん(昭和音大講師)。ソリストとして宇部出身の竹永久男さん(バリトン)をはじめ、柿谷美雪さん(ソプラノ)、淀和恵さん(メゾソプラノ)、山口幸志さん(テノール)が出演した。 第1部ではロッシーニ作曲の歌劇「セビリアの理髪師」より「今の歌声は」など、ソリストが思い入れのあるオペラの名曲を独唱。「宇部市民の歌」は観客と共に歌った。田邉さんによる第九のミニ解説とメインフレーズの合唱指導もあった。 第2部はベートーベン作曲「交響曲第9番」より第4楽章「歓喜の歌」を大合唱し、会場全体で感動を分かち合った。
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