無病息災祈り輪くぐり

豊橋市花田二番町の羽田上神社で31日夕方、けがれを払う「輪潜(わくぐり)祭」が行われた。大勢の地域住民らが訪れ、茅(ちがや)の輪をくぐって厄を落とし、無病息災を祈った。 多くの神社で6月末に行われている「夏越しの祓(はらえ)」だが、旧暦や月遅れでも行われ、同神社は7月に行う伝統が受け継がれている。 境内には直径2㍍強の茅の輪が設けられ、次々と訪れる子どもや家族連れ、年配者らが8の字を書くように3度くぐり抜けた。茅で作った輪を身に付ければ災厄から逃れられるとされ、参拝者には茅が配られた。 花田地区に住む孫(4)を連れて訪れた男性(70)は「けがれを落とし、健康で過せることを願って来ています」と話した。 氏子総代会のほか、敬神婦人会も祭りを手伝い、生活雑貨などが当たる福引の対応などに動き回った。
関連記事
JR寝台列車「四季島」木やりで歓迎 下諏訪駅でセレモニー 長野県
JR東日本が運行する寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」の1泊2日コース(長野)の運行が6月から始まった。9月末までの毎週末、2日間かけて東京―長野間を往復して優雅な鉄道旅を楽しむ「クルー...
地域外の担い手歓迎 暑さ対策も強化 24、25日に田辺祭
和歌山県田辺市東陽の世界遺産・闘雞神社の例大祭「田辺祭」が24、25日に営まれる。今年は暑さ対策をより強化するほか、祭りを存続させるために、社会人サッカークラブの選手など地域外からの担い手の参...
白老小で交流深める 姉妹校 片平丁小訪問団、来町
白老町の白老小学校(横山慎二校長、231人)で、同校の姉妹校、仙台片平丁小学校(泉裕行校長)の児童4人が11日まで3日間、学校生活を過ごした。全校児童から温かく歓迎され、5、6年生と授業を受けた...
豪雨被災地復興願い込め 地元の子どもたち稲手刈り パッケージデザイン 酒田や..
「オランダせんべい」などを手掛ける酒田米菓(酒田市両羽町、佐藤栄司社長)と酒田市大沢地区で特産品開発などに取り組む合同会社「COCOSATO」(ココサト、阿部彩人代表社員)は、昨年7月の大雨災害の...