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石垣市出身の新良理輝さん 自転車で台湾島一周 留学仲間と10日間で走破

 【台湾新北市】台湾の私大、淡江大学に留学している石垣市登野城出身の新良理輝さん(20)=八重山高校卒=は6月29日午前、台湾島を一周する自転車のツーリングをスタートさせ、予定通り8日にゴールした。台湾島一周のツーリングは「環島(フアン・ダオ)」と呼ばれ、台湾で人気のレジャーのひとつ。新良さんは、マレーシア華僑の留学生らでつくるグループ「寛柔(クアン・ロウ)環島」に加わり、約30人のグループで全行程約1200㌔を10日間で走破した。

 新良さんは、八重高フットサル部が2016年7月に県代表として九州大会に出場したときのメンバーで体力に自信。大学の友人であるマレーシア留学生の先輩が「寛柔環島」のリーダーを務めており、この友人を通じて打診されて挑戦することにした。台北近郊の山岳部で約100㌔を走る週末の練習にも参加し、スタートに備えてきた。

 台湾では、台湾島を自転車で一周する旅を描いた07年公開の台湾映画「練習曲」をきっかけに「環島」の人気が広がった。15年には島を一周する全長968㌔の自転車道路が完成したほか、鉄道に自転車を載せるサービスが普及するなど自転車を利用しやすい環境が整備されている。「寛柔環島」のツーリングもこうした自転車道路を走りながら島を反時計回りに一周した。

 新良さんらは6月29日午前9時、淡江大学に近い淡水駅をスタート。前輪がパンクするアクシデントに見舞われたが、仲間のサポートを受けて15分遅れでペダルをこぎ出した。17年5月に台湾に移り住んだ新良さんは、これまでに台湾のなかで最も遠くへ行ったのは中西部の台中までで、今回のコースに含まれているエリアのほとんどが初めて。美しい自然で知られる台湾島最南端の屏東県や、タロコ峡谷を誇る花蓮県などを通過しながら走り切った。

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