JA山口県が新入職員75人を対象にした強盗対応訓練
犯人に向かってカラーボールを投げる新入職員(JAビルで)
JA山口県は20日、新入職員75人を対象にした強盗対応訓練を、本部を置く山口市小郡下郷のJAビルで実施した。窓口で金を要求する強盗犯に対し、通報や犯人の特徴確認など緊急時の対応を学んだ。 訓練には山口南警察署の生活安全課、交通課の職員4人を招いた。 逃走する犯人役に向かって防犯用カラーボールを投げる実践訓練では、生活安全課の職員から「染料が犯人に付くように足元を狙って」などとアドバイスを受け、真剣に取り組んでいた。 このほか、特殊ゴーグルをかけて酒酔い状態を体験し、飲酒運転の危険性を学んだり、警察職員からうそ電話詐欺の県内情勢について聞いたりした。 下関統括本部勝山支所の齋藤輝さん(23)は「カラーボールは野球と同じくらいの大きさで投げやすかった。緊急時には、冷静に対応したい」と話した。 これまでは各支所で行っていたが、4月の12JAの統合により、新入職員全員が集う初めての訓練となった。
関連記事
中央アルプスの展望開ける棚田で田植え 長野県中川村
長野県中川村大草飯沼の棚田で10日、田植えが行われた。産官民で協力して棚田を管理する「飯沼の棚田地域振興協議会」の関係者ら約90人が参加。伊那食品工業(伊那市)のグループ会社で同村の米澤酒造が...
海外観光客に阿寒摩周国立公園の魅力を 小冊子500部発行【弟子屈】
【弟子屈】町は、阿寒摩周国立公園の魅力を海外からの観光客に、英語俳句と詩、随筆で紹介する小冊子「AKAN―MASHUNATIONALPARK」を500部発行した。2018年から23年まで外国語指導...
思い出深い千島桜、幣舞中3年生が写真撮影【釧路市】
樹齢100年以上の歴史があり、釧路三大桜にも選定されている「千島桜」を釧路市立幣舞中学校(小玉功校長)が校区内で所有している。学校のシンボルにもなっており、卒業生らが見学に訪れたり、結婚式用の写...
「ツール・ド・熊野」開幕 清流古座川を疾走
国際自転車競技連合(UCI)公認レースである第24回「ツール・ド・熊野」(スポーツプロデュース熊野主催)が10日、和歌山県古座川町で開幕した。同町での開催は初めて。国内外から参加した16チーム...