氷壁そびえる 上士幌「秘境の滝」

高さ10メートルから流れ落ちる水が凍結したオソウシナイの滝(上士幌町勢多で)
上士幌の勢多地区に、地元住民にもほとんど知られていない秘境の滝がある。高さ約10メートルの崖から落ちる水が凍り、幻想的な風景となっている。
この滝は音更川の西側にあり、崖を30メートルほど削った馬蹄の形をしている。町内のひがし大雪自然館の学芸員の中では語り継がれている滝だが、アクセスしづらい場所のため、ほとんど知る人はいない。
学芸員の乙幡康之さんによると滝は音更川によって削られ、約70万年掛けてできたという。滝の水はオソウシナイ川から流れていることから「オソウシナイの滝」と呼ばれている。
滝の氷は重さに耐えきれなかったのか、中央部分に亀裂が入り、内側から流れる水の音がかすかに響いていた。
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