食用バラの収穫始まる
収穫作業が本格化している食用バラ(15日、古座川町三尾川で)
和歌山県古座川町三尾川でエディブルローズ(食用バラ)が開花し、本格的な収穫が始まっている。栽培している株式会社「あがらと」の社員らが11月ごろまで作業を続ける。
同社は、病害虫や獣害よけを目的に竹を骨組みに使ったビニールハウスで、バラ約2500株を栽培している。農薬、化学肥料、動物性肥料を使わない自然栽培で、このバラを原料にジャムに加工、販売している。肉厚な花びらで苦味がなく、生の花弁をそのまま食べても甘みがあるのが特徴で、同社はこのバラを県の新たな特産品にすることを目指している。
耕作放棄地を開墾し、自然と人に優しい農業を進めている同社は、野菜や米なども栽培、販売している。バラ栽培は3年目で、シロップや化粧品などへの加工も検討している。同社の苅部美乃里さん(31)は「今年のバラは花が大きく、数も多い」と話している。
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