児童が地域のイベント、ひな人形の飾りつけ手伝い
ひな人形を飾り付ける児童たち(厚狭商店街の本部案内所で)
第21回厚狭寝太郎の里おひなさまめぐりに向けて、厚狭小(野村一也校長)の5年生116人が26日、会場のJR厚狭駅周辺の厚狭商店街などでひな人形の飾り付けを手伝った。総合的な学習の授業で「厚狭の魅了発見隊」をテーマに取り組んできた活動の一環で、今年で4回目。イベントに関わることで古里の良さを再認識した。 児童はこれまで、名所や旧跡をスタンプラリー形式で訪問して古里について学習。今回は総仕上げとして、地域行事を理解し活性化に貢献しようと準備作業に加わった。 児童たちは14カ所の飾り付けを手伝ったほか、イベントの本部案内所(旧笹木自転車店)では三つの七段飾りを並べた。飾りの多くは寄贈品で、見本を参考にしながら丁寧に人形と小道具を飾り、準備を整えた。 小野山杏樹さんは「三人官女や五人ばやしの位置や持ち物の配置が分かった。商店街で開かれるいろいろなおひなさまを見てみたい」と笑顔を見せた。 厚狭駅前商店会の伊藤実会長は「幅広い世代がイベントに参加することは喜ばしいこと。この体験を後生に伝えてほしい」と話した。 おひなさまめぐりは、3月2日から9日まで。38カ所に大正時代以降のひな人形が展示される。
関連記事
香り高い仏手柑 迎春用に収穫
和歌山県の田辺市内で、仏の手のような形からその名が付いたとされるかんきつ類「仏手柑」が収穫期を迎えている。香りが良く、正月飾りや生け花に使われたり、ジャムに加工したりする。 同市上秋津の農家...
イルミネーション点灯 4万5000球の輝き むかわ
むかわ町のNPO法人マージュ(岡松諒理事長)は13日、町田浦141の日高自動車道沿いにある敷地内で、大型イルミネーションを点灯させた。LED(発光ダイオード)電球は前年より1万球多い4万5000球...
掛け声合わせ「節綱」仕上げる 広瀬藁細工の会
出羽三山神社の火祭り「松例祭」(国指定重要無形民俗文化財)に奉納する「節綱(ふしづな)」作りが13日、鶴岡市羽黒町の広瀬地区地域活動センターで行われた。広瀬藁(わら)細工の会(寒河江晴雄会長、会員1...
広尾「昆布しお味」好評 冬のポテチ 売り切れ店続出
コンビニエンスストア大手・ローソン(東京)の「ポテトチップス 昆布しお味」(1袋100グラム、300円)が、話題を集めている。ローソンファーム北海道本別で収穫されたジャガイモと、広尾町の「星屑(...