甘さと食べ応え“いいね” 藤島小給食に「やまがた紅王」
鶴岡市の藤島小学校(伊藤健治校長)の給食で4日、県産サクランボの大玉品種「やまがた紅王」が1人に1粒ずつ提供され、子どもたちはその甘さと食べ応えに驚いていた。
今年は県内でサクランボなど果物の栽培が始まって150年で、これを記念して県内の全小学校など230校の約5万人を対象に「やまがた紅王給食」が実施された。先月19日に始まり、4日の藤島小などが最後となり、全体で約600キロが提供された。
藤島小ではこの日、5年生のクラスに県などの関係者が訪問。やまがた紅王の特徴などについて、開発に携わった東北農林専門職大学准教授の石黒亮さんが分かりやすく解説。やまがたフルーツ150周年アンバサダーが1人に1粒ずつ手渡した。
5年生の佐藤樹君は「今年食べたサクランボの中で、きょうの紅王が一番おいしかった」、日向紬稀さんは「いつも食べているサクランボより実が大きくて真っ赤だった。かんだ瞬間に口の中に甘酸っぱい味が広がって、すごくおいしかった」と話していた。

子どもたちに提供された「やまがた紅王」
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