生徒育てたニッコウキスゲ 霧ケ峰へ植栽

諏訪市上諏訪中学校のボランティア委員会や有志の生徒ら約100人は7日、同市郊外の霧ケ峰高原の蛙原にニッコウキスゲの苗約1100株を植えた。小和田牧野農業協同組合の所有地に植栽し、初参加の高島小学校の有志児童や保護者と、同組合員を合わせて総勢約130人が参加。あいにくの濃霧の中での作業になったが、生徒らは将来きれいな花を一面に咲かせようと丁寧に植栽した。
上諏訪中の植栽活動は今年で5年目。同校では植栽活動のほかにニッコウキスゲの種まきも行い、一から苗づくりに励んでいる。
今回植えた苗は土地に定着しやすい2~3年物。組合員から苗の植え方の指導を受けた生徒らは等間隔で空けた穴の中に1株ずつ植え、水やりをして土の中に空間ができないようにした。
城北小4年のときにニッコウキスゲの種をまいて育て、今回その大きくなった苗を植えた上諏訪中1年の永田亮太君(12)は「自分たちで育てた苗を植えたいと思い、今回初めて植栽活動に参加した。植えた苗がこれから大きくなり、きれいな花を咲かせてほしい」と願っていた。
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