マスクメロン出荷始まる
田原産の高級メロン
県内一のメロンの産地・田原市で高級メロン、マスクメロン(アールスメロン)の出荷が始まった。名古屋を中心に関東、関西の市場に送られ、夏の味覚が店頭に並ぶ。 網目模様が特徴のマスクメロンは一株に1玉だけを丁寧に育て、とろけるような甘さと芳醇な香りで「果物の王様」として知られる。 田原市では、JA愛知みなみアールスメロン部会(68人)があり、6月下旬から8月下旬頃まで収穫している。 部会員の山本健さん(54)方では、約4300平方㍍で栽培。6月29日から収穫し、出荷を始めた。伊良湖町の温室では、山本さんらが日の出とともに作業を開始、収穫期を迎えたマスクメロンのT字型のつるを切り、慎重に一輪車へ乗せて運搬、コンテナへと入れる。その後、JA愛知みなみの選果場へ持ち込む。 「朝採りは水分をたくさん含んでいて、うまみが多い」と山本さん。「今年は天候に恵まれ、出来栄えがいい。甘くておいしく、見た目もきれいなメロンなので、ぜひ味わって」と話している。8月中旬まで約8500玉の出荷を予定している。 田原産のマスクメロンは中元シーズンと盆前が出荷の最盛期。今月と8月は、JA愛知みなみの直売所でも販売される。
関連記事
中央アルプスの展望開ける棚田で田植え 長野県中川村
長野県中川村大草飯沼の棚田で10日、田植えが行われた。産官民で協力して棚田を管理する「飯沼の棚田地域振興協議会」の関係者ら約90人が参加。伊那食品工業(伊那市)のグループ会社で同村の米澤酒造が...
海外観光客に阿寒摩周国立公園の魅力を 小冊子500部発行【弟子屈】
【弟子屈】町は、阿寒摩周国立公園の魅力を海外からの観光客に、英語俳句と詩、随筆で紹介する小冊子「AKAN―MASHUNATIONALPARK」を500部発行した。2018年から23年まで外国語指導...
思い出深い千島桜、幣舞中3年生が写真撮影【釧路市】
樹齢100年以上の歴史があり、釧路三大桜にも選定されている「千島桜」を釧路市立幣舞中学校(小玉功校長)が校区内で所有している。学校のシンボルにもなっており、卒業生らが見学に訪れたり、結婚式用の写...
「ツール・ド・熊野」開幕 清流古座川を疾走
国際自転車競技連合(UCI)公認レースである第24回「ツール・ド・熊野」(スポーツプロデュース熊野主催)が10日、和歌山県古座川町で開幕した。同町での開催は初めて。国内外から参加した16チーム...