平和を願って鐘を打ち鳴らす園児ら＝15日午後、世界平和の鐘鐘楼

　「終戦の日」平和祈念鐘打（世界平和の鐘の会沖縄県支部主催）が15日、新栄公園内世界平和の鐘鐘楼で行われ、全戦没者を追悼するとともに世界平和を願って鐘を打ち鳴らした。

　正午のサイレンに合わせて黙とう。竹の子の森保育園の年長組16人が絵本「へいわって　どんなこと？」を暗唱し、「平和の願いが届きますように」と園児らで折った千羽鶴を中山義隆市長に贈呈した。

　県支部の大松宏昭支部長は「私たちは過去の出来事をしっかりと受け止め、次世代を担う若者へと受け継がなければならない。」とあいさつ。中山市長も「過去の歴史と謙虚に向き合い、風化させることなく次世代への受け継いでいくことは私たちの責務」と述べた。