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伊勢湾フェリー60周年記念式典

 伊勢湾フェリーは4日、60周年記念式典を田原市の「道の駅伊良湖クリスタルポルト」で開いた。

支援に感謝する宮脇社長=伊良湖クリスタルポルトで

 1964年4月、近鉄と名鉄の共同出資で前身となる「伊勢湾自動車航送船」を設立。同11月に鳥羽と伊良湖を結ぶ航路に初代「鳥羽丸」「伊良湖丸」が就航した。73年に現社名に改称した。

 燃料価格高騰や高速道路通行料金の大幅割引などの影響を受け経営が悪化、2010年3月に鳥羽伊良湖航路の廃止届を出したが、愛知県と三重県、田原市と鳥羽市の支援で航路存続に合意。近鉄と名鉄が経営から撤退し、新体制がスタートした。現在は瀬戸内海の老舗旅客船会社「加藤汽船グループ」の傘下となっている。

 式典には田原市のほか商工観光関係者や、全日本海員組合役員らが出席した。宮脇幸次社長があいさつし、会社創設のきっかけとなった豊橋、豊川、新城、伊勢、飯田の各市と渥美郡各町村による国への陳情、新型コロナウイルス禍での苦難などの60年の社史を振り返り「ここまで歩んでこれたのは皆さまの支援とお客さまあってのこと」と感謝した。出席者によるくす玉割りがあり、伊勢湾フェリーと鳥羽伊良湖航路の発展を祝った。

切り絵御船印を期間限定販売

 周年記念イベントとしてこの日限定で鳥羽伊良湖間の旅客運賃が無料になるなどのサービスがあり、朝から鳥羽、田原の日帰り観光客でにぎわった。

 記念グッズの一つとして、切り絵御船印を期間限定で販売している。来年3月31日まで。伊勢和紙にフェリーと鳥羽市の木であるやまとたちばな、伊良湖水道の波に見立てた縁起のいい「青海波文」が刻まれている。船内売店で1枚税込み1000円。

60周年記念の切り絵御船印

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