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荘内日報社

若者目線で魅力を発信 公益大生が庄内の企業取材まとめる 「ハタラクカタチ」第5号発行し配布

 庄内地域の企業などが持っている魅力を若者目線で広く発信しようと、東北公益文科大学(酒田市)の学生有志が、そこで働く若手従業員を取材してまとめた冊子「ハタラクカタチ」を発行した。2019年度から毎年作成しているもので、5号目。広く庄内地域の高校生に配布するほか、公益大ホームページに掲載。携わった学生は「取材した皆さんから働くことへの思いを聞き感銘を受けた」と話している。

 昨年春に当時の1―3年生有志10人がプロジェクトチーム=小野寺緋彩(ひいろ)代表(現・4年)=を結成し、公益大地域共創センターの協力、庄内開発協議会「公益のふるさとづくり活動補助金」の助成を受けて制作した。学生自らアポイントメントを取り、酒田、鶴岡両市の5つの事業所を分担し訪問。経営者、公益大卒業生をはじめ若手従業員に「ワーク」「ライフ」の2つの視点でインタビューしてまとめたもの。訪問した学生がその事業所について思ったことを自由につづった「VOICE」で「働くことの意味」を考察。昨年11月に行われた庄内地域企業見学バスツアーで巡った企業3社についてもレポートしている。

 プロジェクトメンバーの一人で現4年の佐藤真純さん(21)は「読んでみたいと思ってもらえるよう大幅にデザインを変更した。多くの人から手に取ってもらえたら」、同じく現2年の今野美歩さん(20)は「自分の仕事観を改めるきっかけになった」とそれぞれ話した。

 冊子はA4判、オールカラー17ページ。前回より1000部多い5500部を発行し、庄内地域の高校3年生、大学生に配布するほか、図書館などに配置する。巻末には庄内地域、県内の企業などを広く紹介しているリクルートメディアサイトのQRコードを記載。冊子に関する問い合わせは公益大地域共創センター=電0234(41)1115=へ。

公益大学生有志が制作した冊子「ハタラクカタチ」

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