完成したサイクリングロードを電動自転車で走り初めする早出市長ら

長野県と諏訪湖周３市町が進めている「諏訪湖周サイクリングロード」の整備事業のうち、岡谷市施工分が完成し、市は２２日、開通式を行った。今年度事業で整備していた塚間川から釜口水門までの約６００メートルが完成し、下諏訪町境から釜口水門までの同市施工分２・３キロのすべての整備が終了。塚間川付近から早出一真市長らが自転車で走り初めをして、湖畔をサイクリングする気持ち良さをアピールした。

同市施工のサイクリングロード整備は２０１９年８月に始まり、併せて岡谷湖畔公園内に１・７キロのジョギングロードも整備。休憩施設に諏訪湖ハイツ（長地権現町）と岡谷湖畔公園を「スワレイクサイドオアシス」として設定した。総事業費は約７億９０００万円。

早出市長は「これまで以上に諏訪湖を生かしたまちづくりをしていきたい」とあいさつ。湖越しに八ケ岳や富士山が視界に入る道路を走り初めし、「気持ちの良い走りができた。眺望が素晴らしいので多くの人に景観を楽しみながら走ってもらえれば」と話した。

２４日には県が整備した岡谷市湊の小田井交差点～釜口水門の約１・４キロについて開通式が行われる。諏訪湖周サイクリングロード約全１６キロの全線開通は４月１日の予定。