「春の高校伊那駅伝」出場選手への激励の言葉がつづられた応援旗

２４日に長野県伊那市内で開かれる「春の高校伊那駅伝」に向けて、選手を激励する応援旗が伊那市役所で展示されている。男女の参加チーム分の２２０枚が市民ホールにずらり。市内の園児や児童生徒らが手掛けたもので、ランナーを力付けようと「心を一つにがんばれ！」「優勝に向かって突っ走れ！！」などの言葉がつづられている。１８日まで。

駅伝の実行委員会による「１校１チーム応援運動」として、２００２年から続く。全国から参加する各チームの都道府県について学びながら関心を深めて応援し、さらには駅伝や陸上競技の裾野の拡大にもつなげる。以前は看板だったが、現在は旗に変えて制作。企画は長野冬季五輪で長野市内の小学校が行った取り組みを参考にしている。

応援旗は１８０センチ×５０センチの布製。今年は市内の保育園や幼稚園、小中学校、市スポーツ少年団、市総合型スポーツクラブ、介護サービス事業所など７１団体が参加して、それぞれ自由な発想で制作した。

市スポーツ課は「一生懸命に書いてくれた力作がいっぱいあってうれしい。多くの方に見てもらい、駅伝を身近に感じてほしい」と話している。

大会当日は旗を発着点となる市陸上競技場周辺に掲示する予定。