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アワビタケ生産本格化 安平町内で札幌ICT企業

中国茶の卸売業などを手掛けるキャセイ・テイスト(札幌市)が、安平町追分地区で、食用キノコ「アワビタケ」を生産している。情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業を実践し、コンテナ内で室温などをコンピューター制御して栽培する。町内外で販売しており、これからアワビタケの知名度向上や販路の拡大を目指す。

安平町で生産したアワビタケを持つ赫社長

 同社は、2001年に設立。23年に新規事業として農業分野への進出を決めた。アワビタケは中国南部や台湾などに自生し、こりこりした食感が特徴の人気食材。道内で競合他社は少ないとされ、関係者が安平町での立地を勧めたこともあり、追分地区の町有地を借りて同年11月に生産を開始した。

 コンテナは4基設置し、約1万2000個の菌床で栽培する。IoT(モノのインターネット)技術を導入し、室内に設置したカメラで生育環境の把握、水の散布、室内の温度管理などをスマートフォン上で操作。室内の湿度を80%以上、温度を20~25度に保ち、通年栽培できる体制を構築した。生産量は月最大2トン。従業員1人とパート従業員3人の計4人で作業に当たる。

 収獲後は、町の道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションや札幌市の商業施設など約30カ所で販売している。

 同社の赫玉玲(かく・ぎょくれい)社長は「飲食店をメインに販路を広げ、一般消費者に食べてもらい、良いイメージをつくりたい」とし「お薦めは天ぷら。ガーリックバター炒めもおいしい」とアピールする。

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