岩波茂雄ゆかりのひな人形展示 長野県諏訪市の信州風樹文庫
岩波茂雄にゆかりのあるひな人形を眺める中洲小の児童=諏訪市信州風樹文庫
長野県諏訪市信州風樹文庫は、岩波書店の創業者で同市出身の岩波茂雄(1881~1946年)が孫娘に贈ったひな人形の展示を始めた。昭和初期に作られた木目込み人形で、愛らしい丸い顔立ちが特徴。訪れた人たちの人気を集めている。3月上旬まで。
内裏びなや三人官女など15体がそろう五段飾り。ひな段は折り畳み式で、収納できる木製ケースが付く。同館によると、茂雄の孫娘に当たる小松美沙子さん=東京都=の初節句祝いとされる品。1945年以降に同書店が刊行した書籍を所蔵する同文庫に向け、2010年に小松さんから譲り受けた。
新型コロナウイルスの5類移行後、近くにある中洲小学校では館内の清掃活動を再開。13日に当番で訪れた6年の児童(12)は「顔がふっくらしてかわいい。楽しそうな表情なので、見ていて笑顔になる」と話した。
開館時間は午前10時~午後6時。月曜、祝日休館。
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