国スポ会場でしばれ焼き 選手や観客が味わう 苫小牧
第78回国民スポーツ大会冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会(国スポ)の開催に合わせ、各競技会場にしばれ焼きコーナーが期間限定で登場した。屋外に並べたドラム缶のこんろでジンギスカンを焼く苫小牧名物で、1月31日も全国から集まった選手団や観客らがラム肉を頬張った。
しばれ焼きを楽しむ出場選手ら
苫小牧市の冬を彩る「とまこまいスケートまつり」で人気のしばれ焼き。同まつりで提供する市スポーツ協会の全面協力で、同28日は高丘のハイランドスポーツセンター前に、同31日は若草町のネピアアイスアリーナ横の中央公園にそれぞれドラム缶を設置。味付けジンギスカンを販売した。
31日は平日ながら、20缶用意したドラム缶が次々と客で埋まる盛況ぶり。京都や東京など道外の人も訪れ、スタッフに調理方法を尋ねる姿も見られた。
埼玉県選手団でスピードスケート競技に出場した高校3年の松津明希さん(17)と大学2年の野明愛結さん(20)は「ハイランドで食べられなくて…」と初体験。松津さんは「ラム肉はあまり食べないけど、とてもおいしい」と笑顔を見せ、野明さんは「外でこんな風に食べる経験はなかなかできない」とドラム缶や肉の写真をスマホに収め、味にも満足した様子だった。
同協会によると、2日間で計約400食を提供。「多くの人に『おいしかった』と喜んでもらえた」という。
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