超早場米田植えスタート 収穫は5月中旬以降予定

田植え機に乗り、ひとめぼれの苗を植える大濵永太郎さん=30日午前、市内崎枝
日本一早く食べられる「超早場米」の田植えが30日、石垣市崎枝の田んぼで始まった。島内一番乗りで田植えを行ったのは川平に住む大濵永太郎さん。汗ばむ日差しのもと、1㌶の水田に8条植えの田植え機でひとめぼれを植え付けた。
大濵さんは今年の1期米で10㌃当たりの単位収量(単収)600㌔を目指している。
苗は昨年の2期米の一部を種もみとして確保。日照不足で成長が遅れていたのに加え、先週の寒波で苗が弱ったが、ここ数日の陽気で一気に成長。「稲は太陽の恵みを受け、土の栄養を吸収して育つ。一番早い米を味わってほしい」と笑顔で話した。
この日植えたひとめぼれはゴールデンウイーク明けの5月中旬以降の収穫を予定する。
石垣島の田植えシーズンはこれから2月中旬にピークを迎え、3月の終わりごろまで行われ、収穫は5月中旬から始まり7月中には終了する。最盛期6月10日ごろから6月末までで、この間にほとんどの農家が収穫を終える。
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