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「道の駅とよはし」来場者1000万人突破

 豊橋市東七根町の「道の駅とよはし」が20日、来場者1000万人を突破した。年間200万人前後で推移し、4年8カ月で達成した。新型コロナウイルス禍の中も来場者が増え続ける理由や今後の取り組みなどを聞いた。

白井さん(前列右)、吉開さん(前列左)と、スタッフの皆さん=道の駅とよはしで

 国道23号バイパス「七根インター」のすぐそばにあり、名古屋市や静岡県からの利用客も多い。駅長の白井章雄さんは「車で気軽に行ける場所にあるという立地が追い風になった」と話す。

 駅直営の「テミヨ」では、自家産品を打ち出したプライベート商品の販売に力を入れている。昨年8月には、自家製の直営のポップコーン専門店「Me POPCORN」をオープンした。自家製の豆と、フレーバーの組み合わせを自由に選べる。白井さんは「埋もれている地域の資源を掘り起こし、磨くのが私たちの役割」と話す。

 電動ミニカーで近くを周遊する「ネクストクルーザー」や、レンタルサイクリング、サーフィン教室など、アクティビティーに力を入れる。副駅長の吉開仁紀さんは「北海道からクルーザーを乗りに来てくれる。外の人が豊橋の良さを発信すると、中の人も気づいてくれる」と話す。「スタッフと新しいことにチャレンジし続けたのが良かった」と振り返った。

人気のクルーザー(提供)

 今後について白井さんは「心揺さぶられるものは何かという本質に立ち返りたい」と話した。吉開さんは「体験型の観光のメニューを充実させて、来場客の滞在時間を延ばしていきたい。フルスロットルで取り組んできたい」と語った。

 この日、1000万人記念セレモニーがあった。浅井由崇市長は「豊橋が誇る農産物や名産を打ち出した成果だと思う。さまざまな仕掛けが人々の心をつかんだ」と話した。

 1000万人目は、豊橋市高塚町の小野田憲二さん(34)。地元の野菜や三河牛などの記念品が手渡された。「クラフトビールを買いによく来る。これからも発展し続けてほしい」と話した。

1000万人目の小野田さん=道の駅とよはしで

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