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宇部日報社

中学硬式野球宇部ボーイズ全国へ 大舞台での初勝利目指す【宇部】

 宇部市の中学生硬式野球チーム・宇部ボーイズが、3月26~31日に東京都で開かれる第54回日本少年野球選手権春季全国大会に、北九州支部代表として出場する。玉国光男監督は「勢いに乗れば打線がつながるチーム。基本練習を徹底し、接戦を勝ち抜きたい」と意気込んでいる。8年ぶり2回目。

 予選は昨年11月25、26日、12月2日の3日間、オーヴィジョンスタジアム下関と門司球場で開催。同支部に所属する14チームがトーナメント戦を繰り広げた。

 宇部は北九州中央との初戦を3─2で制し、2回戦の上津役、準決勝の小倉にいずれも6─1で快勝。八幡南との決勝では、初回1死二、三塁から4番五島優之助選手(川上1年)の適時打で先制。3四球という相手投手の乱調に4安打を絡め、一挙8得点で試合の主導権を握った。

 その後も攻撃の手を緩めず、1番松西尚吾主将(上宇部2年)、3番磯谷啓太選手(小郡2年)、五島選手の適時打などで着実に加点。投げては、先発の渡邉陵一投手(平川2年)ら3人の継投で八幡南の追撃をかわし、12─5の7回コールドで優勝を決めた。

 左腕の下田喜大投手(小郡2年)、隼大捕手(同)の双子バッテリーを中心に守り抜く展開が理想。状況判断に優れる松西主将と安定感のある坂原一颯選手(勝山1年)の二遊間で投手陣を支える。打線も好打者ぞろいだ。   

 松西主将は「全国での初勝利が目標。一戦必勝を胸に、全力で戦う」と力強く語った。  

 メンバーは次の通り。  

 ▽主将=松西尚吾(上宇部2)▽選手=渡邉陵一(平川2)下田隼大(小郡2)上野巧稀(常盤2)五島優之助(川上1)磯谷啓太(小郡2)寺内悠人(桃山2)小田直希(伊佐2)下田喜大(小郡2)有冨太一(鴻南2)勝本竜馬(日新1)坂原一颯(勝山1)原田大輝(桃山1)荷本一輝(小郡1)吉冨純太(西岐波1)

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