全国の社会人チームが日本一を目指して白熱した試合を展開（能代市総合体育館で）

　第６回全日本社会人Ｏ─40／Ｏ─50バスケットボール選手権大会は３日、能代市総合体育館、同市落合のアリナス、三種町琴丘総合体育館で開幕し、全国の予選を勝ち抜いた男女64チームが熱戦を繰り広げている。
　大会は日本バスケットボール協会と日本社会人バスケットボール連盟の主催で、本県では初めての開催。Ｏ─40は４月１日時点で満39歳以上、Ｏ─50は満49歳以上の選手に参加資格があり、男子のＯ─40に32チーム、Ｏ─50に16チーム、女子のＯ─40に16チームが出場、５日までトーナメント戦を繰り広げる。
　本県からは男子のＯ─40に湯雄スペシャル、Ｏ─50に秋田中央クラブマスターズ、女子のＯ─40にアットホームズが出場。能代山本関係は秋田中央クラブマスターズの近藤隆文さん（能代工高出身）、Ｏ─50に出場する宮城ＭＬＤの山谷公基さん（同）、アットホームズの奈良麻子さん（能代北高出身）、小柳マリ子さん（同）らがいる。
　３日は各部門の１回戦を実施。選手たちは相手のディフェンスをかわしてシュートを決めたり、ゴール下で激しいリバウンド争いを繰り広げるなど、熱戦を展開していた。
　Ｏ─40に出場しているｎｅｏうめや（東京都）主将の向井崇真さん（46）は「僕らの世代にとって、バスケといえば能代。この地で試合ができることは非常に感慨深い」と語る。初日はサンズクラブ（香川県）との１回戦を制し、「優勝に向けて練習の成果を出し切るだけ。バスケを楽しみつつ頑張りたい」と笑顔を見せた。