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次代へ継ぐ「市民憲章運動」 鶴岡で全国大会 県内外から900人集う

 市民憲章運動推進第57回全国大会鶴岡大会が21日、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡で開かれ、市民をはじめ県内外から約900人が参加し、住民によるまちづくりの基本となる市民憲章運動のさらなる推進と次代に引き継ぐことなどを誓い合った。

「明るく住みよいまちづくりを目指し、憲章運動を推進する」など全国協議会の唱和文を参加者全員で唱和した

 鶴岡大会のテーマは「虹をかけよう、やさしい心で―ほんとうの豊かさを追求する みんなが暮らしやすい持続可能なまちをめざして」。鶴岡の歴史と精神文化を紹介する構成吟「藤沢周平のふるさと 出羽庄内 鶴岡の風」で幕開けし、子どもたちによる庄内論語の素読や空手の演武、詩吟などが披露された。全国市民憲章運動連絡協議会の村田久忠会長(鶴岡市民憲章推進協議会長)が「この大会が今後の市民憲章運動推進のさらなるきっかけとなることを祈念する」と主催者あいさつ。開催地市長で皆川治市長、来賓で加藤鮎子こども政策担当大臣(衆院山形3区、ビデオメッセージ)、吉村美栄子知事(代理で平山雅之副知事)があいさつした。

 引き続き旧庄内藩主酒井家第18代当主の酒井忠久さん、農家民宿レストラン「知憩軒」女将の長南光さん、鶴岡総合研究所顧問の東山昭子さんが「ここに生きる―ほんとうの豊かさを追い求めて」をテーマに鼎談(ていだん)。市民一人一人が志を持って心を寄せ合いまちづくりを進めることの大切さを語り合った。地元の庄内農業高農業クラブ、新海町ラジオ体操愛好会による活動発表もあり、「今後も市民憲章運動による実践活動を推進し、本当の豊かさを追求する、みんなが暮らしやすい持続可能なまちづくりを目指していく」との大会宣言を行った。

 全国で市民憲章の理念に基づいたまちづくり運動に取り組む団体で構成している全国市民憲章運動連絡協議会と、各自治体の市民憲章推進協議会が実行委員会形式で1966(昭和41)年から開催しており、鶴岡では初の全国大会。県外からは東北から九州まで全国協議会加盟各都市の約70人が参加し、交流を深めた。

大会では子どもたちも出演した構成吟が披露された

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