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紀伊民報社

レンゲソウ復活へ ドローンで種子まき

ドローンで消毒する梅侍防除組合のメンバー。レンゲソウの種まきでも活用する(和歌山県みなべ町山内で)

 かつて田んぼで多く見られたレンゲソウ(マメ科)を、和歌山県のみなべ町などで増やそうと同町の農家有志7人でつくる「梅侍防除組合」(高田行洋代表)が、協力してくれる農家の田んぼにドローンを使って種子をまく取り組みを計画している。緑肥としてだけでなく、ニホンミツバチなどの蜜源となり、里山を魅力的な景観にするのが目的。協力者を今月末まで募っている。

 みなべ町や田辺市で栽培が盛んな梅の花の受粉にはミツバチの助けは欠かせず、梅とミツバチの共存は世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」の柱の一つとなっている。ミツバチが減っているといわれる今、蜜源を増やすのは重要で、昔のように田んぼにレンゲソウが広がり、地域のアピールにもなればと、世界農業遺産の住民提案型地域活動支援事業として取り組む。
 農家の協力が得られれば、農薬散布のようにドローンを使って10月にレンゲソウの種をまく。協力者の金銭的な負担はないが、春に花が咲くまで田んぼを耕さない▽田んぼの水を抜いて乾かす「中干し」の期間を、メタンガスの削減を目的に若干長くする▽広報用に花が咲いた田んぼを空撮させてもらえる―といった条件がある。組合事務局長の中本憲明さん(54)は「緑肥により化学肥料を使わないことで費用を抑えられ、レンゲ米としてもアピールできる」と強調する。
 種をまく田んぼの面積は150~200アールを予定。できるだけ多くの人に協力してもらいたいと、みなべ町で15~20人の協力者を募っている。申し込みが多ければ抽選する。来年度は田辺市で募りたいという。
 梅侍防除組合は、農業の労働力不足を少しでも解消できればと消毒作業を請け負うサービスを目的に2021年夏に結成。ドローンを使って作業をしており、請け負った田んぼの面積は同年が5ヘクタール、22年が10ヘクタール、今年が17ヘクタールとなり、年々増えている。今後、梅畑でも実施したいという。
 高田代表(59)は「世界農業遺産の認定地であることを誇れる農業ができればと思っている。自然環境や景観を守るための取り組みの一つであり、若者にかっこいいと思ってもらいたい」と話している。

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