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紀伊民報社

スペインから「姉妹道」の青少年が和歌山へ

「朝日の鐘」で記念撮影するスペイン・ガリシア州青少年交流訪問団(2日、和歌山県田辺市たきない町で)

 世界文化遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」があるスペイン・ガリシア州の青少年交流訪問団が1日、来県した。一行は田辺市と和歌山市に宿泊しながら6日まで、県内の熊野古道を散策したり、地元高校生たちと交流したりする。

 和歌山県とガリシア州は、ともに宗教的起源に基づく巡礼道である「熊野古道」と「サンティアゴへの道」を有することから、1998年に姉妹道提携を締結、今年で25年目を迎える。
 両道は世界文化遺産に登録されており、この提携を基盤に相互理解を深めるとともに、将来を担う青少年の人材育成を図ろうと、2010年度から青少年交流事業を実施。コロナ禍の影響で、19年度のガリシア州青少年交流訪問団の来県を最後に交流が途絶えていたが、今回4年ぶりの再開となった。
 今回来県している訪問団は18~30歳の学生や社会人20人と随行者1人。
 2日には、田辺市たきない町の新庄総合公園を訪問。姉妹道提携を記念し、県などが2000年3月に設置した「朝日の鐘」を見学した。鐘はサンティアゴのシンボル「ホタテ貝」の形をしている。
 公園で一行を迎えた真砂充敏市長は「ようこそ田辺へ。今回の熊野古道散策を通じて、古道の周りにある人々の暮らしを含めた文化的景観の魅力を感じてもらいたい」とスペイン語を交えてあいさつした。
 訪問団のマル・バリニャストレイロさん(21)=大学生=は「日本は初めて。熊野古道を歩くのを楽しみにしている」と話した。
 一行は3日以降、田辺市内の熊野古道・中辺路(発心門王子―熊野本宮大社間)を散策するほか、熊野三山や県内の観光名所を巡る。県庁訪問や串本古座高校(串本町)と星林高校(和歌山市)の生徒との交流も予定している。

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