全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

収穫時期 最も早い状況 刈屋梨目揃え会 出荷量は平年並み

 酒田市特産の「刈屋梨」の出荷目揃(めぞろ)え会が18日、同市のJA庄内みどり北部選果場で開かれ、生産者たちが主力品種「幸水」の出荷規格を確認した。20日から収穫、共同選果がスタートし、間もなく秋を代表する味覚が消費者に届く。

 同市刈屋地区では明治時代初期にナシ栽培が始まり、土壌が適していたことや、地元農家の努力で「刈屋梨」のブランド名が定着。13―14度と高い糖度が特徴で、一般消費だけでなく贈答用としても多くの引き合いがある。現在は同市北部を流れる荒瀬川左岸地域の果樹園約32ヘクタールで主力の「幸水」を中心に、甘味と酸味のバランスが良い「豊水」など和ナシとともに、洋ナシも栽培して出荷している。

 この日は同JA刈屋梨出荷組合(佐藤尚人組合長、39人)の生産者やJAの関係者ら計約60人が出席。JA担当者が秀品(赤秀)、優品(青秀)、無印、規格外の等級や出荷上の注意事項などを解説し、生産者はテーブルに並んだ各等級のサンプルを手に取って確認していた。佐藤組合長によると、今季は5キロ換算で幸水2万1000ケース、豊水6000ケースの出荷を見込む。小ぶりだが品質は良く、平年並みの個数を確保できる予定という。

 佐藤組合長は「温暖化の影響からか、今季は収穫時期がこれまでで最も早い。天気に気を付けながら、おいしい状態で皆さんに提供していきたい」と話した。

 収穫作業は幸水が来月中旬まで、豊水が10月中旬まで。12月の洋ナシ「シルバーベル」まで続くという。

刈屋梨の出荷規格を確認する生産者たち

関連記事

長野日報社

驚き、横綱・豊昇龍関登場 荒汐部屋の下諏訪合宿 長野県

 長野県下諏訪町の赤砂崎公園を拠点に行われている大相撲の荒汐部屋(東京)の下諏訪合宿朝稽古(19日除く24日まで)に17日、横綱・豊昇龍関が合流した。豊昇龍関は荒汐親方と昔からの知人といい、合宿への...

紀伊民報社

水しぶきに笑顔 小中学校でプール開き

 和歌山県紀南地方の小中学校で、本年度の水泳の授業が始まっている。上富田町の岩田小学校(全校136人)では16日にプール開きがあり、梅雨晴れの下、子どもたちは笑顔で泳ぎを楽しんだ。  最初に授...

「おにぎり88カフェ」オープン 米、自家製野菜も販売 厚真

 厚真町上野で14日、「おにぎり88(コメ)カフェ」が開店した。町上野の農業者で同店の代表、田中稔さん(67)が、自身の生産したコメを使用したおにぎりをはじめ、精米した米、自家製野菜などを販売する...

荘内日報社

多品目多品種 フルーツの里くしびきPR サクランボ最盛期 10種食べ比べ 親子..

 こんなに種類があるとは―。鶴岡市櫛引地域で栽培されているサクランボの食べ比べを楽しむイベントが15日、同市のマリカ東館1階FOODEVERで開かれた。親子連れら約30人が主力の「佐藤錦」「紅秀峰」や大...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク