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兄弟都市・鹿児島訪問へ中学生親善使節団 鶴岡の魅力伝えさらに交流 全11校代表11人 出発前に抱負

 今月25日から2泊3日の日程で、兄弟都市の盟約を結ぶ鹿児島市を訪れる鶴岡市の中学生親善使節団の一行が18日、市役所を訪問し、「鹿児島の良さを知り、鶴岡の魅力をしっかり伝え、兄弟都市の交流を深めてきたい」など皆川治市長に抱負を述べた。

 両市は明治維新の戊辰戦争後の西郷南洲(隆盛)翁と菅臥牛(実秀)翁の「徳の交わり」を機縁に1969(昭和44)年、全国的にも珍しい「兄弟都市」の契約を締結。74年から中学生を交互に派遣している。鶴岡側からはコロナ禍もあって5年ぶりの派遣となり、今回が24回目。

 鶴岡市の全11中学校の生徒会長や副会長など代表1人ずつ3年生計11人が鹿児島市を訪れる。鹿児島市役所を表敬訪問し、地元の中学生と一緒に西郷公園や南洲墓地、顕彰館など南洲翁ゆかりの地や施設を訪れる。このほか桜島、加茂水族館と姉妹館となっている鹿児島水族館、市電「鶴岡号」などの見学も予定している。

 出発を前にした鶴岡市役所への訪問で、使節団長を務める加藤弘人鶴岡三中校長が「兄弟都市盟約から半世紀を超え、交流の歴史の重みを改めて実感している。鶴岡市内の中学生3000人の代表として、鶴岡の良さを伝え、親善の輪を広げてきたい」、生徒代表の鶴岡三中3年の富樫真花さんは「鶴岡の代表として誇りを持って訪問してきます。自分自身の成長にもつなげたい」とあいさつ。一人一人が「積極的に交流してきたい」「多くのことを学んできたい」など抱負を述べた。

兄弟都市の鹿児島市に派遣される中学生親善使節団一行=18日、鶴岡市役所

 皆川市長は「一生の財産になる。大いに交流を深めてきてほしい」と激励。下鶴隆央鹿児島市長へのメッセージを使節団に託した。

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