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荘内日報社

夏の訪れ告げるニッコウキスゲ 月山8合目弥陀ケ原

 鶴岡市羽黒町の月山8合目付近に広がる弥陀ケ原で、夏の訪れを告げるニッコウキスゲが見頃を迎え、多様な高山植物とともに登山客の心を和ませている。

 弥陀ケ原はニッコウキスゲのほか、ミズバショウやハクサンフウロ、日本のエーデルワイスと呼ばれる希少なミヤマウスユキソウなど、130種類以上の可憐(かれん)な花が咲き誇る日本有数の湿原地帯。標高は約1400メートルで、月山が火山爆発を繰り返していた頃に頂上から吹き上げられた多量の岩くずが一帯に積もり、現在のような緩やかな平坦地になったとされる。

 8合目付近のレストハウスから続く遊歩道を歩くと、白いチングルマや濃い桃色のガクウラジロヨウラクに交じって黄色の大ぶりなニッコウキスゲが目に飛び込んでくる。花は午前中に開き、夕方には閉じてしまう。月山中之宮の御田原神社によると、例年7月中旬に咲き始め、盛夏には斜面一面に咲く風景が見られるという。

 7日はバスツアーなどで訪れた登山客らが三々五々訪れ、鮮やかに咲く色とりどりの草花に目を奪われながら散策を楽しんでいた。

植物を楽しみながら登る登山客=7日午前

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