小野田工高で模擬新入社員研修 〝報連相〟の大切さ理解【山陽小野田】
小野田工高(安武宏典校長)で26日、模擬新入社員研修が行われた。1年生90人が話を聞くときの態度や敬語について学び、報告・連絡・相談(報連相)の大切さを理解した。
今年度、県教育委員会に指定された「やまぐち型社会連携教育推進事業」の一環として実施。社会人として必要なスキルを1年生の早い段階から身に付け、進路を意識してもらうのが狙い。
講師は宇部市善和の総合物流業キチナングループ経営サポート部デジタルトランスフォーメーション(DX)推進室の大和究彰(さだあき)課長代理(34)が務めた。
大和課長代理は、相手の話を聞くときは良い姿勢で相手の目を見て、うなずきながら行ってほしいと呼び掛けた。敬語は尊敬語と謙譲語、丁寧語の違いを理解し、適切に使い分けることが大切だと説明。報連相(ほうれんそう)は分かりやすく迅速に、結論を先に述べることがポイントだとした。
生徒たちは3人一組になって、自転車で接触事故を起こしたため学校に遅刻の報告をするという想定でロールプレーイングに挑戦。報告する生徒役は状況などをコンパクトにまとめて伝え、聞き手となる学校窓口役は適度に相づちを打ちつつ詳細を尋ねていた。
村田直哉君(化学工業科)は「人の話を聞くときの態度を見直す良い機会になった。今後は毎朝先生や近所の人にあいさつする際などは特に気を付けたい」と話した。
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