ランニング教室後、諏訪湖畔のジョギングロードを走る子どもたち
長野県諏訪6市町村を巡るスワコエイトピークスミドルトライアスロン大会の実行委員会は25日、諏訪湖に関連したイベントを下諏訪町の赤砂崎公園で開いた。タイトルは「諏訪湖で泳いで!諏訪湖を走って!諏訪湖をきれいにしよう!」。ごみ拾いや諏訪湖での試泳、子ども対象のランニング教室を通して、2024年に予定する次回大会の周知や機運の盛り上げを図った。
諏訪湖畔と八ケ岳山麓を駆け抜ける100キロコースで行われた第1回大会(昨年6月25日)には全国から約700人が出場。諏訪を舞台に鉄人レースを繰り広げた。24年6月下旬の第2回大会開催を目指す中で、「23年は準備期間。地元の人たちに大会を知ってもらいたい」(実行委事務局)との思いから、諏訪湖の浄化とスポーツ振興を目的としたイベントを企画した。
諏訪地方の小中学生約20人と、諏訪地域を拠点にトライアスロンの合宿「RACO challenge(ラコチャレンジ)」を行うトライアスリートらが参加した。袋と火ばさみを手に諏訪湖畔を歩き、ごみを拾い集めた参加者たち。その後はトライアスリートによる諏訪湖の試泳、水泳やランニングなどの個別指導、スポーツ教室を展開する「エスセンス」(埼玉県和光市)の平田栄史代表によるランニング教室が行われた。
一般対象のイベントは秋に茅野市でも予定している。第1回大会事務局長の小島拓也さんは「諏訪湖に触れて環境を浄化するのも大会を立ち上げた目的の一つ。地域貢献活動にも取り組んでいきたい」と話していた。
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