荒汐部屋夏合宿 高い注目度、観衆にぎわい 長野県下諏訪町
大勢の視線を集める中、気迫のこもった相撲をとる霧島関と若元春関(奥)
長野県下諏訪町で夏合宿中の大相撲荒汐部屋(東京都)の朝稽古を見ようと、稽古を行う下諏訪南小学校の校庭には連日多くの人が訪れ、にぎわっている。関脇若元春関をはじめとした力士13人に加え、16日からは新大関の霧島関(陸奥部屋)も合流。より注目度も高まり、週末となった17日は400人を超える観衆が集まった。
同町での夏合宿は2018年から始まり、コロナ下を経て、4年ぶりに復活。昨年3月の春場所で初優勝した若隆景関はけがのため来町していないが、若元春関が7月の名古屋場所で大関とりに挑むこともあり、一般公開されている朝稽古には連日多くの人が訪れている。
この日は、霧島関と若元春関が土俵で向かい合い、実力が近い者同士で何番も続けて相撲をとる「三番稽古」を実施。名古屋場所に向けて計10番行い、互いに厳しい攻めを見せた。観衆は2人の気迫のこもった相撲を固唾をのんで見届け、一番一番勝敗が決すると大きな拍手を送った。
夫婦で訪れた長野市の女性(77)は「若元春関の相撲を間近で見ることができて感激です。見に来て本当に良かった」と話していた。
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