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小野御柱 熱気渦巻く中盛大フィナーレ 長野県

氏子や観光客ら多くの人が見守る中、矢彦神社一之柱が立ち上がった

長野県辰野町小野の矢彦神社、塩尻市北小野の小野神社で7年目ごとに1度開かれる御柱祭「小野御柱」は最終日の5日、建て御柱などが行われた。矢彦神社では4本の柱が境内に建てられ、小野神社は四之柱の里曳き・建て御柱を実施。3日に開幕し3日間におよんだ小野御柱は、氏子の熱気渦巻く中、盛大にフィナーレを迎えた。

矢彦神社は、朝から氏子や見物客らで境内がぎっしりと埋め尽くされる中、建て御柱を開始。最も大きな一之柱は、木やりとラッパの音に合わせ、柱につながるワイヤを「車地」を使って徐々に巻き上げると、氏子を乗せた巨木が少しずつ先端部分が持ち上がり、40分ほどで垂直に立ち上がった。

柱が垂直になると、地固めをし、御柱祭を締めくくるイベントを開催。柱のてっぺんから「祝御柱祭」「ご協力ありがとうございました」などと書かれた感謝の幕が垂らされると、氏子たちの熱気は最高潮に達した。

一之柱で一番上に乗る「華乗り」を務めた足助英之さん(34)は「てっぺんからの眺めは爽快だった。華乗りとして祭りを盛り上げることができた」と話していた。

コロナによる行動制限のない大型連休中に開催された小野御柱は、県内外からの多くの観光客らでにぎわった。小野地区御柱実行委員会の小澤達司委員長(65)は「始まってしまえばあっという間の3日間。柱も無事建てることができ、祭りを後世に伝えることもできた」とし、氏子の協力に感謝した。

次回小野御柱は2029年に開催される。

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