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憑の里に熱気 小野御柱が開幕

氏子が力を合わせてモミの巨木を曳行(矢彦神社一之柱)

「信濃国二之宮」の格式を持つ長野県辰野町小野の矢彦神社、塩尻市北小野の小野神社の御柱祭「小野御柱」の里曳き・建て御柱が3日、開幕した。1300年余りの歴史を有し、各神社4本ずつ御柱を境内に建立する7年目ごとに1度開催される大祭。初日は矢彦神社の一~四之柱の里曳き、小野神社の一之柱の里曳き・建て御柱が行われ、清少納言の枕草子で「憑の里」と詠まれた両小野地区が、氏子の熱気で包まれた。

矢彦神社は一、四之柱を小野地区、二之柱は飯沼地区、三之柱は雨沢地区の氏子が奉仕。五月晴れとなった初日、きらびやかな衣装を着た氏子たちが木やりやラッパの音を合図に「よいさ、よいさ」と声を上げ、神社に向けて力を合わせてモミの巨木を曳行。見物に訪れた観光客らも綱につき、伝統の祭りを楽しんでいた。

一方、小野神社では上田区の氏子が奉仕する一之柱の里曳き・建て御柱を実施。区内の安置所から神社へと曳き着けられたアカマツの柱は、冠落としをした後、「車地」を使った人力の伝統技法で建立。巨木が天に向かって立ち上がった。

4日は矢彦神社が一~四之柱の里曳きを行い、同神社へと曳き着ける。小野神社は古町区が担当する二之柱、大出区担当の三之柱の里曳き・建て御柱を行う。

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