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北羽新報社

少子高齢化に関心 豪の経済紙が能代山本で取材活動

高齢化が進む能代山本地域で取材を行ったスミス支局長(左、能代市総合体育館で)

 日本の少子高齢化の現状などを取材しているオーストラリアの全国経済紙「オーストラリアン・ファイナンシャル・レヴュー」の記者が24、25の両日、藤里町と能代市で取材を行い、同町の施策や若者の思い、同市を拠点に活動するシニアチアダンスチーム「NSD101」の取り組みなどに理解を深めた。
 同紙は1951(昭和26)年に創刊した日刊紙で、同国唯一の全国経済紙。主な読者層は同国の政官財界や専門職。東京都内には北アジア支局を置き、取材活動をしている。
 同支局は、将来的にオーストラリアでも起こり得る少子高齢化、高齢化が進行する日本の現状や取り組みに関心を持ってもらおうと取材を進めており、65歳以上の高齢者人口割合が高い本県(38・8%)の中でも平均を大きく上回る藤里町(52・9%)に着目。マイケル・スミス支局長ら3人が町を訪れ、同町の高齢者に対する施策、若い世代の移住・定住支援策、同町在住の若者の声などを聞き取ったほか、能代市ではシニア世代の健康づくり・体力づくりなどを目的に活動するNSD101を取材した。
 25日夜は、市総合体育館で同チームの取り組みを取材。約1時間にわたり、マネジャーの大瀧賢一さん(64)やメンバーから活動の趣旨や内容、思いなどを聞いたほか、練習風景を撮影したりした。
 スミス支局長は「メンバーがすごく楽しそうで、オーストラリアの読者にとっても触発されるだろう」と関心を寄せた。
 また、今回の取材について「日本と異なり、オーストラリアは移民が多く、高齢化率も16%ほどだが、他国と同じように将来的には少子高齢化は起こり得ると思う。この問題はとても難しく、解決策は簡単に見つからないが、地方自治体が若い人を呼び込むために、施策を講じる必要性を感じた」と振り返った。

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