3月3日はひな祭り 「雛菓子」作り盛ん 鶴岡伝統の技 鮮やかに
3月3日のひな祭りを前に、鶴岡市の菓子店で伝統の「雛(ひな)菓子」作りが始まった。
鶴岡の雛菓子は江戸時代に北前船で雛人形が持ち込まれ、雛段に飾る華やかな菓子が鶴岡で独自に発展したといわれている。木型に詰めて打ち出して作る干菓子が一般的だが、鶴岡の場合は生菓子の練り切り細工によるもので、職人の遊び心と繊細な技術が特徴という。
同市覚岸寺の「木村屋」(吉野隆一社長)では、バレンタインデーが終わると同時に雛菓子作りの準備に取り掛かった。工場内では菓子職人がイチゴやリンゴ、サクランボ、タイ、外内島キュウリなどをかたどった練り切りに光沢を付けたり箱詰め作業に大忙し。温めて液状になった寒天をタイに掛けると、紅色と乳白色の鮮やかなグラデーションが浮かび上がった。かわいらしくデフォルメされたタイは子どもたちに人気という。
吉野社長は「鶴岡独自に発展した雛菓子は桃の節句に子どもの健やかな成長を願う縁起物。今年も全国のファンに届けたい」と話していた。
雛菓子の販売は17日から。「鶴岡雛物語」が行われる4月上旬まで計5600箱を作るという。

鮮やかな雛菓子を丁寧に箱詰めする職人=16日、木村屋ファクトリーストア
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